うるちです!
北海道はガンガン雪が降って、すっかり白くなりました。雪が積もると寒さのレベルもまた一段階上がったなーって感じがします。
そうそう、いきなり急に寒くなるわけじゃなくて段階を踏んで少しずつ寒くなっていくんですよ。
段階的に寒くなるプロセス
まずは秋の終わり頃にちょっと寒くなってきたかなーと感じる。この時期はわりと雨も増えるような気がしますね。
そして雨が雪に変わり、初雪が降る。このタイミングでさらにー段階寒さが上がります。
初雪ってのは降っても大体すぐ溶けちゃうんですけど、それでも以前の温かさにはもう戻らないですね。
さらに時が経つと、降った雪が解けずに積もるようになります。積雪があると吹く風も冷やされるのでますます寒くなるというわけです。今はここの段階ですね。
これからさらに、気温氷点下が当たり前の日々が続くのですよ。水落としをちゃんとしないと、水道もバリバリ凍ります。
今年はコロナの影響で給湯器とかその他諸々の部品類が不足してるらしいので、凍らせてダメになってもすぐに交換できない恐れがあるとか。うひー怖い怖い。
薪ストーブを推したい理由
で、ここらで本題に入りましょう。薪ストーブです。インフラが軒並みダメになったとしても唯一問題なく使える、最終兵器暖房器具。それが薪ストーブ。
今どき薪ストーブ?田舎くさいと思った人はちょっと待てい。薪の暖房効率を侮ってはいかんのじゃ。
暖を取るための手段としては、おそらく最も原始的なものだと思う。しかし、令和のご時世になってもなお、現役で役に立つレベルの驚異的暖房効率を誇るのですよ。
最近のエアコンはまあまあ暖房としても使えるようになってきたけど、電気のパネルヒーターとかは寒冷地で使うには弱すぎるんだよね。消費電力の割に。
んで、現在の主流は灯油を燃やして暖を取るストーブなんですが。これも乾電池式のもの以外は、基本的にコードで電気引っ張って動かす仕組みになってます。
燃料は油だけど、火力の制御は機械で行ってるからね。電気はどうしても必要です。
つまり大規模停電とか起きちゃうと使えない。まあそんな事めったにないと思うけど、一度地震で全道大規模停電っていうのが実際にあったからね。
あの時は夏の終わりくらいだったから暖房の心配はしなくて済んだけど、厳冬期だったらガチで危なかったのですよ。
厳冬期の寒冷地においても、暖房として問題なく機能する火力!電気ガス水道、全部止まってても薪さえありゃオッケー!うん、やっぱり薪ストーブは良いね。
北欧の方なんかじゃ、普通に今も暖房として使われてますし。北欧製の薪ストーブは、デザインもすごくオシャレ!昔田舎に置いてあったのとは全然違います。
昔田舎のじーちゃんばーちゃん家に置いてあったアレも、結構好きですけどね私は。
最近は、アウトドア用薪ストーブなんて物も売られています。上でお料理もできるし、確かにキャンプとも相性良さそうですね。
薪ストーブのデメリット
逆に薪ストーブのデメリットというのもまあ存在します。薪なんで火力の微妙な調整とかは難しいです。ずーっとつけてると部屋の中が割と暑い。
ポッカポカの部屋で窓から外の雪を眺めつつ食べるアイスは美味しいですけどね!北海道は冬でもアイスの消費量が減らない地域と言われてますが、薪ストーブ文化も一役買ってたのかもしれません。
薪を置いておくためのスペースも必要です。自力調達できる地域じゃなきゃ、薪もどっかで買わなきゃいけませんし。
小さいこどもがいると、やけどの危険なんかもありますね。今でこそストーブガードなんて物がありますけど、昔の人はどう対応してたんだろうなあ。
終わりに
というわけで主流の座は石油ストーブに奪われてますが、薪ストーブもそれはそれで良い点がたくさんあるのです。個人的にはすごく好きです。
お店で、旅先で薪ストーブを見かけることがあったなら、ぜひそのぬくもりに癒されてみてくださいね。
以上、ただ好きな物について語りたかっただけのうるちでした~。