駒の動かし方その1 あたろうの初心者将棋講座その1 - あたうる興業【ブログ版】
駒の動かし方その2 駒が成る あたろうの初心者将棋講座その2 - あたうる興業【ブログ版】
あたうる興業の「あたろう」です。
あたろうの初心者将棋講座その3です。
今回は、まず、将棋盤上の駒の初期位置を覚えましょう!!
駒の初期位置
下の写真が、実際の駒を将棋盤に並べたものです。
全く将棋初めての人には、駒に書かれている文字の字体が難しくて、良くわからないと思われます(やっているうちに慣れます)。
下に、駒の名前を略式名称で表した図を紹介します。
手前が自分の陣地(自陣)、奥が相手の陣地(敵陣)になります。
まずは、最初の駒の位置を覚えましょう!
「玉」は最下段の中央にあります。
この駒が相手に取られると負けです。
最下段は左右対称になっていて、中央の「玉」のとなりに「金」「銀」「桂」「香」と並んでいるのがわかります。
下から二段目に「飛」と「角」があります。自分から見て「飛」は右側、「角」は左側なので、間違えないようにしましょう。
下から三段目に「歩」が横一列に9枚並んでいます。
そもそも将棋というゲームは
将棋は二人で対戦するボードゲームです。始める前に、自分と相手、どちらが「先手」「後手」を持つかを決めます。
「先手」から駒を動かし、「先手」「後手」と順番に、一回ずつ駒を動かしてゲームが進んでいきます。そして、先に相手の「玉を詰ます」と勝ちになります。
「玉を詰ます」とは、「玉」がどの様に逃げても、相手に取られてしまう状態になることを言います。「自分の玉」が「詰んでしまう」と分かったら、「参りました」と負けを認めると、相手の勝利でゲーム終了となります。逆に、相手が「自分の玉」が「詰んでしまう」と分かり、「参りました」と負けを認めると、自分の勝利でゲーム終了となります。
実際に相手玉が詰んでいる状態
下図を見て頂きたいのですが
上段中央の「玉」は相手の駒。「金」と「歩」は自分の駒とします。そして、後手が駒を動かす手番とします。
※「手番」とは駒を動かす番のことを言います。
「玉」の動かし方は、以前紹介しました。「玉」は前横後ろ斜めの八方に動くことができます。
上図の場面。相手の「玉」は横、斜め前に動かすこともできますし、前に進んで、自分の「金」を取ることもできます。
しかし、相手の「玉」は横、斜め前に動かした場合、自分の「金」に取られてしまうことになります。
相手の「玉」は、前に進んで、自分の「金」を取ることもできます。しかし、下図の様になり、今度は、自分の「歩」で相手の「玉」は取られてしまうことになります。
この様に、相手「玉」はどこに動いても自分に取られてしまう形が、相手玉の「詰み」であり、相手の負けを意味します。
今回のまとめ
今回は、駒の初期位置、将棋というゲームについて、詰みについて紹介しました。
次回以降に、駒が成ること、取った相手の駒を自分の持ち駒として打つことを紹介したいと思います。
あたろうでしたm(__)m