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近藤誠也七段対伊藤真吾六段(将棋第72回NHK杯1回戦第13局2022年6月26日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第72回NHK杯、近藤誠也七段対伊藤真吾六段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

 

2022/6/26 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第13局 

 

▲先手 伊藤真吾(いとう しんご)六段 40才 竜王戦3組 順位戦C級2組

 

△後手 近藤誠也(こんどう せいや)七段 25才 竜王戦3組 順位戦B級1組

 

解説は佐藤紳哉七段です。本対局の見どころは、序盤戦で伊藤六段が自分の力を発揮しやすい形を作れるかどうかというのが、すごくポイントだと思います。そこで何とかいい形を作って、のっていって、いい手を指していって、熱戦になっていってほしいとのことです。

本対局の棋譜

▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲6六歩△4二銀▲2四歩△同歩▲同飛△4一玉(下図)

▲7八金△6二銀▲6八銀△2三歩▲2八飛△6四歩▲4八銀△6三銀▲5六歩△7四歩▲5七銀右△7三桂▲6七銀△6二金▲5八金△5四銀▲3六歩△4四角▲4六銀△6五歩(下図)

▲同歩△7五歩▲6四歩△3一玉▲5五歩△7六歩▲8八角△6五銀▲4五銀△8六歩▲同歩△7七歩成▲同角△6六歩▲5六銀上がる△3三桂(下図)

▲7四歩△4五桂▲同銀△5五角▲4六桂△7四銀▲5六歩△6四角▲3四銀△6五桂▲6六角△3三歩▲2三銀不成(下図)

△8六飛▲3二銀不成△同玉▲5五角△同角▲同歩△2七歩▲同飛△8九飛成▲7九歩△2四歩(下図)

▲2三歩△6六桂▲2二歩成△同玉▲4一角△5八桂成▲同玉△5七銀(下図投了図)まで、82手で後手近藤七段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

まず序盤ですが、下図後手4一玉の場面

先手の飛先の歩交換で、先手2四飛の場面。上図の様に後手2三歩と受けないのは、ちょっとビックリしました。

手は進み、中盤、下図後手6五歩と戦いが始まるのですが

後手陣の理想的な陣形で戦いが始まったと思います。後手の飛、角、銀、桂が上手く働いてると思います。中盤から終盤にかけて後手の猛攻となりました。

下図は終盤ですが

後手2四歩打つの場面。先手は飛車で歩を取ると、後手1五角打ちで、王手飛車がかかるので、先手は歩が取れません。上図から、先手2三歩と打つも、後手6六桂打つ(下図)

で、先手玉は詰めろの形になりました。その後、先手の攻めが続かず、投了(下図)となりました。

素人「あたろう」が言うのも何ですが、後手の序盤の駒組みは、いわゆる最新形と言うのでしょうか・・・後手の桂馬の働きがカギだったと思います。桂馬は2手で、相手陣に届く駒なので、攻め駒としての桂馬を、上手く使う事が、とても勉強になりました。

 

次回放送される対局

 

2022/7/3 AM 10:30より放送 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第14局 

 

丸山忠久(まるやま ただひさ)九段 51才 竜王戦1組(1組:23期) 順位戦B級1組(A級以上:14期)

 

横山泰明(よこやま ひろあき)七段 41才 竜王戦4組 順位戦B級1組

 

の対局です。

 

あたろうでした!!