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斎藤明日斗五段対池永天志五段(将棋第73回NHK杯1回戦第13局2023年6月25日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第73回NHK杯、斎藤明日斗五段対池永天志五段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

2023/6/25 第73回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第13局

▲先手 池永天志(いけなが たかし)五段 30才 竜王戦4組 順位戦C級2組

△後手 斎藤明日斗(さいとう あすと)五段 24才 竜王戦5組 順位戦C級1組

解説は服部慎一郎六段です。本対局の見どころは、池永五段の先手ということで、普通にやれば矢倉になると思うんですけど、斎藤五段が後手番で変化球を出すかどうかと、斎藤五段が積極的な攻めに、池永五段は受け将棋なので、受けて、中盤は力のこもったねじり合いになるのかなと思ってますとのことです。

本対局の棋譜

▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲8八銀△4二銀▲2四歩△同歩▲同飛△3三銀▲2八飛△2三歩▲7八金△6二銀▲5八金△7四歩▲4八銀△6四歩▲6九玉△5四歩▲4六歩△7三桂▲4七銀△6三銀▲3六歩△5二金▲5九角△6五歩▲7七銀△3一角▲4五歩△8一飛▲3七角△6二金▲7九玉△5二玉▲9六歩△9四歩▲5六銀△1四歩▲1六歩△2四歩▲4六角△6四角(下図)

▲同角△同銀▲4六角△6三玉▲6六歩△同歩▲6五歩△5三銀▲7五歩△同歩▲6六銀△8六歩(下図)

▲同歩△8八歩▲同金△8六飛▲7七銀△8四飛(下図)

▲8七歩△5二玉▲6七金△4二玉▲7八金△5五歩▲同角△5八歩(下図)

▲6八銀△7四飛▲2五歩△同歩▲3七桂△2六歩▲2五桂△5九歩成▲同銀△2七角(下図)

▲4七銀△9五歩▲2九飛△9六歩▲9八歩△5四銀▲6四角(下図)

△同飛▲同歩△2四銀▲7四歩(下図)

△6六歩▲同金△6五桂▲7三歩成△同金▲7一飛(下図)

△2五銀▲2七飛△同歩成▲5一角△3一玉▲6五金△2二玉▲2三歩△同玉▲2四歩△1三玉▲7三角成(下図)

△2二飛▲5四金△6六桂▲6三歩成(下図)

△7八桂成▲同玉△6六歩▲5八銀上△2四飛▲4六馬(下図)

△3五歩▲同馬△3一歩▲2四馬△同玉▲3五金(下図)

△1三玉▲2四銀△1二玉▲2三歩△6七金(下図)

▲同銀△同歩成▲同玉△8八角▲2二飛(下図投了図)まで139手で先手池永五段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

中盤、先手▲7八金(下図)の場面

上図より、△5五歩(下図)

後手は歩を突きます。

上図より、▲同角△5八歩(下図)

後手は5八に歩を打ち、と金を作るのを目指す手を指します。

上図より、△6八銀(下図)

先手は銀を引き、5九の地点を守ります。

手は進み、後手△2七角(下図)の場面

上図より、▲4七銀(下図)

先手は、後手の角打ちに対して、4七に銀を引いて受けます。

手は進み、先手▲6四角(下図)の場面

上図より、△同飛▲同歩(下図)

後手は、飛角交換をします。

手は進み、先手▲7一飛(下図)

この飛を打った時に、先手の池永五段は、勝ちを意識されたそうです。

中盤から終盤にかけて、▲6八銀や、▲4七銀など、池永五段の的確な受けが光る対局だったと思います。

次回放送される対局

2023/7/2 AM 10:30より放送 第73回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第14局

郷田真隆(ごうだ まさたか)九段 52才 竜王戦3組(1組:18期) 順位戦B級2組(A級:13期)

西川和宏(にしかわ かずひろ)六段 37才 竜王戦3組 順位戦C級2組

の対局です。

コラム・将棋サロン「またさかば」

※ここは「またわれ村」の酒場「またさかば」。「あたろう」や「またわれ」が、日曜日の昼間に「またさかば」の一角を借りて将棋談義をする、将棋サロン「またさかば」です。

またわれ:やあっ!僕「またわれ」。股の割れた大根の妖精だよ。

あたろう:こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。

 

あたろう:「またわれ」は「藤井聡太竜王・名人」ってプロ棋士を知ってる?

またわれ名前くらいなら知ってるよ!でも「竜王・名人」って何だい?

あたろう:「竜王」、「名人」はプロの将棋のタイトルの最高峰なのさ!

またわれ:ふ~ん、なんかとにかく凄いのね。

あたろう:ただ、今回は「佐々木大地七段」が健闘されている話をしたいと思います。先日の6月23日に行われたタイトル戦「棋聖戦第2局」なんですけど、「藤井聡太棋聖」に勝利されて、「棋聖戦」を1勝1敗のタイに持ち込むことに成功されました。「佐々木大地七段」にとっては、タイトル戦初勝利とのことで、今、注目のプロ棋士と言えると思います。

またわれ:「藤井聡太竜王・名人」でも負けることがあるのですかぁ・・・

あたろう:更には、7月から行われるタイトル戦「王位戦」の挑戦権を「佐々木大地七段」が獲得し、「藤井聡太王位」との七番勝負が行われることが決まりました。私「あたろう」も将棋ファンとして、注目して拝見させていただきたいと思います。

 

またわれ:それはともかくとして、ここは一応「将棋サロン」だし、どうだい「あたろう」よ、一局、わしと指してみないかい?

あたろう:いいけど、「またわれ」は、将棋の棋力はどれくらいなのかい?

またわれ駒の動かし方だけなら知ってるぞ!

あたろう:了解!ハンデ戦で勝負しよう!

またわれ:お願いしますm(__)m

あたろう二枚落ちでいいかい?

またわれ:これじゃあ、勝負になりません。もっと減らして下さい。

あたろう:えっ!?そうなの?んじゃ、しかたないなぁ。六枚落ちでいいよ。さあ、やろうか。

またわれもう一声!!

あたろう:えっ!?

またわれ:もうちょっと減らして!

あたろう:冗談でしょ?

またわれ:いや、マジでお願いm(__)m

あたろう:・・・・八枚落ちですかぁ。

またわれ:よしっ!やろう!さあ、上手の「あたろう」よ、どうぞ!

あたろう:(「またわれ」の奴、なんか急に元気になったような気がするな。)よろしくお願いします。

またわれ:お願いします。

▲7八金△9四歩▲8八金△9三香▲5八金△9二飛▲6八金△9五歩▲7八金右△9六歩▲同歩△同香(下図)

あたろう:ちょっと待った。端攻めですか~!?

またわれ:んっ?待ったは無しだよ。

あたろう:いやいや、待てよ。「またわれ」は、将棋が出来んじゃないかい?

またわれ:「あたろう」の降参かい?

あたろう:・・・・ハイハイ、負けでいいですよ。

またわれ:ありがとうございました。やったー、勝ったぁ!!

あたろう:(なんか凄い喜んでいる。)「またわれ」よ、今度は平手でやるからな!

またわれえっ💦

 

あたろうでした!!

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