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都成竜馬七段対増田康宏七段(将棋第73回NHK杯1回戦第1局2023年4月2日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第73回NHK杯、都成竜馬七段対増田康宏七段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

2023/4/2 第73回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第1局

▲先手 増田康宏(ますだ やすひろ)七段 25才 竜王戦2組 順位戦B級2組

△後手 都成竜馬(となり りゅうま)七段 33才 竜王戦1組(1組:1期) 順位戦C級1組

解説は青嶋未来六段です。本対局の見どころは、都成七段は、居飛車も振り飛車も指されるということで、どの様な作戦を選ばれるのかが注目ですね。両者、中盤の構想力に長けているので、そういったねじり合いを楽しんで頂ければと思いますとのことです。

本対局の棋譜

▲2六歩△3四歩▲7六歩△9四歩▲9六歩△3二飛▲6八玉△3五歩(下図)

▲4八銀△4四歩▲4六歩△7二銀▲4七銀△5二金左▲5六銀△6二玉▲7八玉△7一玉▲6八銀△8二玉▲7九金(下図)

△5四歩▲2五歩△3四飛▲4五歩△4二銀▲5九金△3六歩▲同歩△3三角(下図)

▲4四歩△3六飛▲3七歩△3五飛▲2四歩△同歩▲2二歩△3八歩▲2一歩成△3九歩成▲4五桂(下図)

△2九と▲4八飛△6四桂▲3三桂成△同飛▲4三歩成△同飛▲同飛成△同銀▲1一角成△2八飛(下図)

▲6五銀△4七歩▲4九香△5五桂▲5六歩△3九と▲5五歩△4九と▲同金△4八歩成▲2九歩(下図)

△同飛成▲4八金△1九竜▲4四歩△同銀▲同馬△4一香▲5三桂(下図)

△4四香▲6一桂成△同銀▲4一飛(下図)

△7二角▲5七金△7六桂▲同銀△7四香▲6五銀打△8四桂▲7四銀(下図)

△7六桂▲7三銀不成△同桂▲7四桂(下図)

△9三玉▲7五金△7七歩▲同玉(下図投了図)まで91手で先手増田七段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

序盤、戦形は後手の三間飛車、先手の居飛車で、対抗形となりました。

手は進み、先手▲7九金(下図)の場面

後手は美濃囲い。先手は7八に玉、7九に金が寄りました。
この金の位置は、以前は無かった形で、AIが出てきてから、対振り飛車に良いとされるかまえになりましたとのことです。

手は進み、後手△4九と、の場面

上図より、▲4九同金△4八歩成で、先手の金が取られそうですが、▲2九歩(下図)で、先手は金を取られるのを防ぎます。

上図より、△2九同飛成▲4八金です。

手は進み、後手△4一香(下図)の場面

上図より、先手▲5三桂(下図)が妙手でした。

上図より、△4四香▲6一桂成△同銀▲4一飛(下図)となり、先手が良いです。

手は進み最終盤、後手△7四香(下図)の場面

上図より、▲6五銀打△8四桂▲7四銀(下図)と、先手は銀を突きます。

上図より、△7六桂▲7三銀不成(下図)と、先手はさらに銀を突きます。

上図より、△7三同桂▲7四桂(下図)と、後手玉に王手をかけました。

上図より、△9三玉▲7五金△7七歩▲同玉(下図投了図)で後手が投了しました。

先手は、後手陣の隙を上手く突いて、勝利したように思います。

 

途中、後手が持ち駒で、香車を2枚持っていて、AIの予想手に△8四香と出ていました。そのような展開になったら、勝負がどうなっていたかなぁと思います。

 

あたろうでした!!