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郷田真隆九段対佐々木勇気七段(将棋第72回NHK杯3回戦第3局2022年12月11日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第72回NHK杯、郷田真隆九段対佐々木勇気七段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

2022/12/11 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦第3局

▲先手 郷田真隆(ごうだ まさたか)九段 51才 竜王戦2組(1組:18期) 順位戦B級1組(A級:13期)

△後手 佐々木勇気(ささき ゆうき)七段 28才 竜王戦1組(1組2:期) 順位戦B級1組

解説は千田翔太七段です。本対局の見どころは、まずは郷田九段が序中盤、じっくり指して、それに対応する佐々木七段。それからがっぷり四つの、力のぶつかり合いが見られると思います。戦形予想は矢倉ですとのことです。

本対局の棋譜

▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩▲7七銀△6二銀▲2六歩△3二金▲2五歩△7四歩▲7八金△6四歩▲4八銀△7三桂▲3六歩△8五歩▲3七銀△6五桂▲6六銀△8六歩(下図)

▲同歩△同飛▲8七歩△7六飛▲4六銀(下図)

△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8三飛▲3五歩(下図)

△同歩▲同銀△8六歩▲同歩△8七歩▲同金△8五歩▲6五銀△同歩▲2二角成(下図)

△同銀▲5五角△6六歩▲9一角成△6七歩成(下図)

▲4八玉△5四角▲6三歩△同銀▲2六飛△5二銀▲8八金△3四歩▲同銀△3五銀(下図)

▲5六飛△3三銀▲同銀不成△同桂(下図)

▲6八歩△4五角▲7六飛△6八と(下図)

▲3四歩△6七角成▲7七飛△4五桂(下図)

▲4六銀△4九馬▲同玉△2七銀(下図投了図)まで72手で後手佐々木七段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

序盤、先手は矢倉になりました。

手は進み、中盤、△8五歩(下図)の場面

上図より、▲6五銀と、先手は後手の桂を銀で取ります。以後、△6五同歩▲2二角成(下図)

先手は角交換します。上図より、△2二同銀▲5五角(下図)

先手は5五に角を打ち、9一角成を目指します。上図より、△6六歩▲9一角成(下図)

後手は6六歩と指し、先手の角の成りこみを許します。上図より、△6七歩成(下図)

後手は、6七歩成で、と金を作ります。

中盤はこのように進みましたが、中終盤、先手の馬は働く場面はありませんでした。

以後、後手は手持ちの角を5四に打ち、先手の飛を追いかけながら、4五→6七と進め、最終盤、後手は4九の地点で馬を切って勝利しました。(下図投了図)

後手の佐々木七段の勝因は、いくつかあると思いますが、中盤で先手玉の近くに、と金を作れたのは大きかったと思います。

次回放送される対局

2022/12/18 AM 10:30より放送 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦第4局

深浦康市(ふかうら こういち)九段 50才 竜王戦2組(1組:11期) 順位戦B級2組(A級:10期)

八代弥(やしろ わたる)七段 28才 竜王戦1組(1組:1期) 順位戦C級2組

の対局です。

 

あたろうでした!!