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三浦弘行九段対佐藤天彦九段(将棋第72回NHK杯2回戦第12局2022年10月23日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第72回NHK杯、三浦弘行九段対佐藤天彦九段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

2022/10/23 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント2回戦第12局

▲先手 佐藤天彦(さとう あまひこ)九段 34才 竜王戦1組(1組:8期) 順位戦A級(A級以上:8期)

△後手 三浦弘行(みうら ひろゆき)九段 48才 竜王戦2組(1組:13期) 順位戦B級1組(A級:19期)

解説は三枚堂達也七段です。本対局の見どころは、序盤も勿論お二人とも凄く研究されていて、強いんですけれども、やはり中終盤、特に三浦九段が積極性が凄くある棋士ですし、佐藤九段も受けも強いので、中終盤のねじり合いを注目していきたいと思います。戦形予想は、三浦九段が後手なので、横歩取りになる可能性が高いのかなあと思いますとのことです。

本対局の棋譜

▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲8八銀△7七角成(下図)

▲同銀△2二銀▲1六歩△1四歩▲3八銀△6四歩▲3六歩△7二銀▲7八金△6三銀▲6八玉△3三銀▲4六歩△4二玉▲3七桂△5二金▲9六歩△4四歩(下図)

▲4七銀△7四歩▲2九飛△7三桂▲4八金△5四銀▲5六銀△3一玉▲4五歩(下図)

△同歩▲同桂△4四銀▲4六歩△6五銀▲4七銀△8六歩(下図)

▲同歩△8五歩▲同歩△7五歩▲同歩△8五桂(下図)

▲8六銀△8八歩▲7三角(下図)

△8一飛▲8二歩△7一飛▲8四角成(下図)

△8九歩成▲8五馬△5五桂(下図)

▲5八銀△4二金右▲8九飛(下図)

△3三桂▲同桂成△同銀▲7七銀△2一玉▲2九飛(下図)

△4四桂▲3五歩△同歩▲4五桂(下図)

△3四銀▲3三歩△2二金▲2四歩(下図)

△4七歩▲4九金△3六桂▲4四桂(下図)

△4八歩成▲3二歩成△同金左▲同桂成△同玉▲2三歩成(下図)

△同銀▲3三歩△2二玉▲2四歩(下図)

△2八歩▲2三歩成△同玉▲2五銀(下図)

△2九歩成▲2四歩△1二玉▲3四銀(下図投了図)まで99手で佐藤九段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

序盤は角換わりとなりました。

手は進み、後手は果敢に攻めます。

上図、後手8六歩と歩を突いた場面より、▲同歩△8五歩▲同歩△7五歩▲同歩△8五桂(下図)

後手は飛、銀、桂で、先手にプレッシャーを与えます。

上図より、▲8六銀△8八歩▲7三角(下図)

先手の角打ちから、先手の反撃が始まります。

上図より、△8一飛▲8二歩△7一飛▲8四角成△8九歩成▲8五馬(下図)

上図の先手8五馬がのちに後手玉の退路を断って、先手の勝利に貢献しました。

中終盤は、後手に付け入る隙を作らなかった先手の受けの上手さと、攻めの強さを感じる対局でした。

次回放送される対局

2022/10/30 AM 10:30より放送 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント2回戦第13局

斎藤慎太郎(さいとう しんたろう)八段 29才 竜王戦2組(1組:2期) 順位戦A級(A級:3期)

今泉健司(いまいずみ けんじ)五段 49才 竜王戦6組 順位戦C級2組

の対局です。

 

あたろうでした!!