こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋NHK杯、行方尚史九段対西川和宏六段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。
2021/7/26 NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第17局
▲先手 行方尚史(なめかた ひさし)九段 47才 竜王戦3組(1組:7期) 順位戦B級2組(A級:6期)
△後手 西川和宏(にしかわ かずひろ)六段 35才 竜王戦3組 順位戦C級2組
解説は阿部隆九段です。行方九段は居飛車の正統派で長考派のイメージとのこと。気持ちで指す棋士。気迫が前に出るタイプとのことです。NHK杯は25回目の出場です。一方、西川六段は古風な振飛車党。自分のかたちを大事にされていて、感覚派、早指しの将棋とのことです。NHK杯は5回目の出場です。行方九段と西川六段は対照的で、本対局も序盤から定跡から外れる力戦となりまた。あたろう的にも本対局を見ていて、私にはとても指せない様な激しい将棋を、両者とも指されている感じでした。それでは本対局の棋譜に入っていきたいと思います。
▲2六歩△3四歩▲7六歩△2四歩▲6八玉△5四歩▲2五歩(下図)
△同歩▲同飛△8八角成▲同銀△2二飛▲2三歩△5二飛▲7八玉△1四角▲4五飛△3二金(下図)
▲7七銀△6二玉▲3八金△5一飛▲3六歩△7二玉▲3五歩△2三角▲3四歩△同角▲3五飛△3三歩(下図)
▲3七桂△4二銀▲3六飛△5三銀▲4八銀△8二玉▲4六歩△7二銀▲2六飛△2二歩▲4七銀△4四歩▲9六歩△9四歩(下図)
▲6八金△5五歩▲3六銀△5六歩▲同歩△同角▲4七金△6五角▲4五歩△6四銀▲5七歩(下図)
△4五歩▲6六銀△4六歩▲4八金△7六角▲3五銀△3四歩▲同銀△4一飛(下図)
▲4三歩△同金▲3二角△4二飛▲2一角成△4七歩成▲4四歩△同金▲7六馬(下図)
△3四金▲5四桂△4四飛▲2二飛成△4八と▲4五歩△同金▲同桂△同飛▲3四角(下図)
△2一歩▲同竜△7五銀打つ▲7七馬△7六桂▲4五角△5八金▲7九金(下図)
△6八金▲同馬△同桂成▲同金△5一歩▲6二金△7六角▲6一金△同銀▲5一竜△6六銀▲6一竜△5九銀▲6六歩△6八銀成▲同玉△8七角成▲7二竜(下図)
△9三玉▲8二銀△8四玉▲8五銀△同玉▲7七桂打つ(下図投了図)まで115手で先手行方九段の勝利
「素人あたろうの、本対局の感想」
正直、本対局は力戦で「あたろう」は両棋士の差し回しについていけない将棋でした。下図を参照の通り
後手は美濃囲いで、しっかり守備陣形を整えた感じです。しかし、下図の通り
上手く先手に美濃囲いを崩された感じです。先手も決して安泰な玉陣ではありあせんでしたが、後手が攻め切ることが出来ませんでした。
本対局の攻防を拝見させて頂くことで、「あたろう」は、やはり将棋は深い読みと思い切りの攻めが大切なのかなと思いました。とても面白い将棋でした。
次回NHK、Eテレで放送される対局は・・・2021/8/2(月) AM 0:45より放送 NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第18局
郷田真隆(ごうだ まさたか)九段 50才 竜王戦2組(1組:18期) 順位戦B級1組(A級:13期)
石井健太郎(いしい けんたろう)六段 29才 竜王戦3組 順位戦C級1組
の対局です。
あたろうでした!!