こんにちは!あたうる興業のあたろうです。今回は将棋NHK杯の記事を書きたいと思います。このブログでは初の試みなので、楽しんで頂けるか不安ですが、棋譜と「あたろう」の本対局の感想を述べたいと思います。
2021/7/4 NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第14局
▲先手 渡辺和史(わたなべ かずし)四段 26才 順位戦C級2組
△後手 井上慶太(いのうえ けいた)九段 57才 順位戦B級2組
ベテラン対若手の対局。両者とも居飛車党とのことでしたので、本局も序盤は両者居飛車で、玉陣形は矢倉を目指していく様な感じでした。中盤の長い攻防が見ものです。それでは本対局の棋譜に入っていきたいと思います。
▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲2五歩△3三角▲4八銀△4二銀▲5八金右△3二金▲5六歩△4三銀▲7八銀△8四歩▲7九角△6二銀▲7七銀△7四歩▲3六歩△8五歩▲4六角△7三桂▲7八金△5二金▲6九玉△4一玉▲6六歩△5四歩▲5七銀△4二角▲7九玉(下図)
△6四歩▲9六歩△9四歩▲1六歩△1四歩▲6七金右△6三銀▲8八玉△3一玉▲5五歩(下図)
△同歩▲同角△5四銀右▲3七角△3五歩▲2六飛△3六歩▲同飛△4五銀▲2六飛△3五歩(下図)
▲2八角△3六銀▲5六銀△2四歩▲3九角△2五銀▲2八飛△3四銀引く▲5八飛△6三金▲2八角△2二玉(下図)
▲5九飛△5四歩▲4六歩△5五歩▲4七銀△6五歩▲4五歩△同銀▲5五角(下図)
△5四歩▲2八角△8六歩▲同銀△6六歩▲同金△6五歩▲6七金引く△6四金▲3九飛△5五歩▲1七角△7五歩▲5三歩△同角▲3五角△4二角▲2五歩△同歩▲2四歩△3四銀引く▲4四角(下図)
△同銀▲3四飛△3三銀▲3八飛△3四歩▲4四歩(下図)
△同銀▲3四飛△3三銀▲3八飛△3四歩▲4四歩△同銀▲2三銀△同金▲同歩成△同玉▲4三金(下図)
△3三銀打つ▲3六銀△6六歩▲同金△5七角▲6七金引く△2四角成▲1七桂△1三桂▲4五歩△3五銀▲同銀△同歩▲5三歩△3二銀▲4四歩△3四銀▲5二歩成(下図)
△3一角▲4二銀△2二角▲3二金△同玉▲3三歩△同角▲同銀成△同馬▲4一角(下図)
△2二玉▲4三銀△3一金▲3四銀成△同馬▲2四歩(下図)
△4一金▲2三銀△3三玉▲3四銀成△同玉▲2三角(下図)
△2四玉▲4一角成△4七銀▲4三歩成△3六歩▲4二馬△3五玉▲5三馬(下図投了図)まで、161手で先手渡辺四段勝利。
「素人あたろうの、本対局の感想」
上図の局面で、先手▲4四角と切る手には、素人目には思い付かない手でした。以後、△同銀▲3四飛△3三銀▲3八飛△3四歩▲4四歩△同銀▲3四飛△3三銀▲3八飛△3四歩▲4四歩△同銀▲2三銀△同金▲同歩成△同玉▲4三金(下図)
上図の様に後手玉周辺が薄くなっていき、▲4四角から66手で後手が投了となりますが、先手の攻めがほぼほぼ途切れることなく続いた対局だったのではないでしょうか。あたろうは駒の損得勘定が先行し、思い切りのいい駒の切り方、捨て方が下手なので、本対局はとても勉強になりました。
次回NHK、Eテレで放送される対局は・・・2021/7/11 10:30より放送 NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第15局
の対局です。
あたろうでした!!