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広瀬章人八段対佐々木勇気七段(将棋第72回NHK杯準決勝第1局2023年3月5日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第72回NHK杯、広瀬章人八段対佐々木勇気七段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

2023/3/5 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント準決勝第1局

▲先手 広瀬章人(ひろせ あきひと)八段 36才 竜王戦1組(1組以上:4期) 順位戦A級(A級:9期)

△後手 佐々木勇気(ささき ゆうき)七段 28才 竜王戦2組(1組:2期) 順位戦B級1組

解説は佐藤天彦九段です。本対局の見どころは、序盤から細かい駆け引きが行われるとは思うんですけれども、このお二方は基本的には中終盤型の棋士だと思いますので、広瀬八段は読みの射程距離と言いますか、長い読みを得意としてまして、佐々木七段は人に見えない様なひらめきの様な手を得意としていますので、そう言ったお二人の特徴が出る戦いになるといいなと思っていますとのことです。

本対局の棋譜

▲2六歩△8四歩▲7六歩△3二金▲7八金△8五歩▲7七角△3四歩▲8八銀△7七角成(下図)

▲同銀△2二銀▲4八銀△6二銀▲4六歩△4二玉▲4七銀△7四歩▲3六歩△1四歩▲1六歩△3三銀▲4八金△6四歩▲3七桂△7三桂▲2九飛△6三銀▲6八玉△8一飛▲9六歩△9四歩▲5六銀△6二金▲6六歩△5四銀▲7九玉△3一玉▲4五銀(下図)

△6三銀▲2五桂△2二銀▲3四銀△4二玉▲4五銀△2四歩▲5六銀△5四歩▲3五角(下図)

△5二玉▲2四角△2三銀▲3五角△3四銀▲6二角成(下図)

△同玉▲3五歩△同銀▲3九飛△3六歩▲4五金△2八角(下図)

▲2九飛△4六角成▲同金△同銀▲2四角△3七銀不成(下図)

▲同金△同歩成▲3四歩△2三歩▲3五角△4四金▲3三歩成△3五金▲3二と△4八角(下図)

▲5八金△3八と▲4八金△2九と▲4二と△5九飛(下図)

▲8八玉△6九角▲6七銀△2五金▲6八銀打△5五桂(下図)

▲5六銀△8六歩▲同歩△7八角成▲同玉△8七金▲同玉△8九飛成(下図)

▲8八金△9九竜▲2五歩△8三香▲1七角△4四桂▲8九金打△8六香(下図)

▲同銀△同飛▲同玉△9七銀▲7七玉△8八銀不成(下図)

▲同金△8六金▲7八玉△8七金打▲同金△同金▲同玉△8六歩(下図投了図)まで120手で後手佐々木七段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

序盤、角換わりになりました。

先に仕掛けたのは先手からでした。下図、先手▲4五銀の場面

上図より、後手△6三銀と引いたところ、先手▲2五桂(下図)と、桂を跳ねます。

上図より、△2二銀▲3四銀△4二玉▲4五銀△2四歩(下図)と進みます。

上図より、▲5六銀△5四歩▲3五角(下図)と、先手は角を打ち込みます。

上図より、△5二玉▲2四角△2三銀▲3五角△3四銀▲6二角成(下図)と、先手は角を切って、6二の金を取ります。

中盤は先手が攻めを展開し、後手がそれを受ける将棋でした。

しかし、中終盤から、先手、後手の攻め合いとなります。

手は進み、後手△2五金(下図)の場面

上図より、先手は▲6八銀打と守りを固めますが、AIの予想手では、▲5一角と、角を打って王手をかける手を示していました。

もし、この時、先手が攻めていたら、どの様になっていたかなと思いました。

後手の佐々木七段の中盤の受けと、終盤の攻めは、とても素晴らしかったと思います。

次回放送される対局

2023/3/12 AM 10:30より放送 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント準決勝第2局

藤井聡太(ふじい そうた)竜王(王位・叡王・王将・棋聖) 20才 第35期竜王 (1組以上:2期) 順位戦A級(A級:1期)

八代弥(やしろ わたる)七段 28才 竜王戦1組(1組:2期) 順位戦C級2組

の対局です。

 

あたろうでした!!