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菅井竜也八段対八代弥七段(将棋第72回NHK杯準々決勝第3局2023年2月19日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第72回NHK杯、菅井竜也八段対八代弥七段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

2023/2/19 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝第3局

▲先手 八代弥(やしろ わたる)七段 28才 竜王戦1組(1組:2期) 順位戦C級2組

△後手 菅井竜也(すがい たつや)八段 30才 竜王戦2組 順位戦A級(A級:3期)

解説は藤井猛九段です。本対局の見どころは、菅井八段の振り飛車で間違いないでしょう。菅井八段が後手なので、どこに振るのか予想しにくいんですよね。力戦形の振り飛車もよくやるのですが、予想するなら、四間飛車が中飛車かなと、この二つですねとのことです。

本対局の棋譜

▲2六歩△3四歩▲7六歩△3三角▲4八銀△3二金▲2五歩△5二飛▲6八玉△6二玉▲7八玉△7二玉▲5八金右△9四歩▲9六歩△5四歩▲6六歩△8二玉▲7七角△4二銀▲8八玉△9二香▲9八香△9一玉▲9九玉△8二銀▲8八銀△7一金▲6七金△5五歩▲7八金△5三銀▲5九銀△6四歩▲6八銀△6二銀▲3六歩△5四飛▲4六歩△4二金▲7九銀右△5二金▲5九角△4四飛▲3七角△5一金▲4八飛△6一金左▲2六角△5四飛▲3七桂△7二金左▲2八飛△4二角▲1六歩△1四歩▲8六歩△7四歩▲8七銀△3五歩(下図)

▲同角△6五歩▲8八銀△7五歩▲同歩△5六歩▲同歩△7五角▲6八飛△4四歩▲4五歩△6四角▲3八飛△4五歩▲4三歩△4六歩▲6五歩△7五角▲7六歩△9三角▲9五歩(下図)

△4七歩成▲9四歩△8四角▲1八飛△6六歩▲7七金寄△5六飛▲4二歩成△5七と▲5二と△9七歩▲同香△9六歩▲同香△5二飛▲5三歩△同飛▲9三歩成△同銀▲5三角成△同銀▲9三香成(下図)

△同香▲9四歩△9五香▲9七桂△9四香▲9六歩△同香▲同銀△同香▲9三歩△同角▲9五香(下図)

△9八歩▲同玉△9二歩▲9三香成△同歩▲9四歩△9五香▲9三歩成△同桂▲9四歩△9七香成▲同銀△同香成▲同玉(下図)

△8五桂打▲同歩△同桂▲8七玉△9二歩▲9三香(下図)

△8一金▲4六角△5五歩▲9二香成△同金▲9三香△7七桂成▲同金△9六銀▲同玉△9五香▲同玉△8四金▲9六玉△9四金▲5五角(下図)

△8二角▲5一飛△7一歩▲9二香成△同玉▲9三歩△同玉▲8一銀△8五銀▲9七玉△9六歩▲9八玉△9七歩成▲同玉△9五金▲7二銀不成(下図)

△9六金▲9八玉△9七歩▲8九玉△5五角▲8三銀成△同玉▲5三飛成(下図)

△7三銀▲8四銀△同玉▲7五金△9五玉▲8五金△同玉▲7五金△9五玉▲8七桂△9四玉▲8五銀(下図投了図)まで187手で先手八代七段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

序盤の戦形は相穴熊となりました。

中盤から、両者の玉頭である9筋の攻めぎ合いになります。

下図、▲9五香と打った場面

次に後手は、△9八歩と打ちますが、AIの予想手は△6七歩成を示していました。

後手玉は危ない場面の連続でしたが、△6七歩成を指して、先手の守りの金を一枚はがしていたら、どうなっていたのかなと思いました。

相穴熊、9筋の戦いは、見ごたえのある面白い将棋でした。

次回放送される対局

2023/2/26 AM 10:30より放送 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝第4局

広瀬章人(ひろせ あきひと)八段 36才 竜王戦1組(1組以上:4期) 順位戦A級(A級:9期)

糸谷哲郎(いとだに てつろう)八段 34才 竜王戦2組(1組以上:8期) 順位戦A級組(A級:5期)

の対局です。

 

あたろうでした!!