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深浦康市九段対八代弥七段(将棋第72回NHK杯3回戦第4局2022年12月18日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第72回NHK杯、深浦康市九段対八代弥七段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

2022/12/18 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦第4局

▲先手 深浦康市(ふかうら こういち)九段 50才 竜王戦2組(1組:11期) 順位戦B級2組(A級:10期)

△後手 八代弥(やしろ わたる)七段 28才 竜王戦1組(1組:1期) 順位戦C級2組

解説は瀬川晶司六段です。本対局の見どころは、二人共、居飛車党ですので、相居飛車は間違いないと思うんですけれども、深浦九段は、近藤七段戦でも雁木で勝たれてましたけれども、おそらく本局も同じ戦法で行くんではないかなと思いますとのことです。

本対局の棋譜

▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲6六歩△3三角▲6八銀△4二銀▲7八金△4四歩▲6七銀△4三銀▲4八銀△6二銀▲5八金△5二金▲3六歩△7四歩▲6九玉△7三桂▲4六歩△6四歩▲4七銀△6三銀▲1六歩△9四歩▲9六歩△1四歩▲3七桂△4一玉▲7九玉△3一玉▲5六銀右△5四銀右▲6八金右△8一飛▲2九飛△4二金右▲4五歩(下図)

△同歩▲同桂△2二角▲1五歩△同歩▲3五歩△4四歩▲1三歩△4五歩▲1五香△1四歩▲同香△1三桂▲3四歩△8六歩(下図)

▲同歩△8五歩▲2四歩(下図)

△同歩▲1三香成△同香▲2三歩△同金▲3五桂(下図)

△3四銀▲2三桂成△同銀▲2五歩△同歩▲2四歩△同銀▲2三金(下図)

△8六歩▲2四金△8七歩成▲同金△同飛成▲8八歩△8二竜(下図)

▲2三歩△4四角▲3四金△2六角▲2二歩成△4一玉▲6五歩△8三香(下図)

▲3三銀△同金▲同角成△5二玉▲7八金△4八角成▲4三金△同銀▲6四歩△5四銀(下図)

▲5八金△3七馬▲2五飛△6六歩▲同馬△6五歩(下図)

▲3五飛△6六歩▲3七飛△6七歩成▲同銀△5五桂(下図)

▲2五角△3四歩▲同飛△4三角▲3二飛成△4二金▲4三角成(下図)

△同銀▲6三角△6一玉▲3一竜△5一銀▲4五角成△6七桂不成(下図)

▲同馬△5五桂▲5六馬△4九角▲6三歩成△8八香成(下図)

▲同金△6九金▲同玉△5八角成▲同玉△8八竜(下図)

▲6八歩△6七銀▲4八玉△4七金▲同馬△6八竜(下図投了図)まで144手で後手八代七段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

序盤、相雁木の戦形になりました。

中盤は先手の攻めが続きました。

手は進み、中終盤、▲4三金(下図)の場面

上図より、△4三同銀▲6四歩(下図)

上図の場面で、後手は5七馬と、王手をかけることもできる場面。

後手は△5四銀(下図)と指します。

上図の銀が、6三の地点を守ります。解説の瀬川六段が、終局後の印象に残る手として、この△5四銀を挙げていました。

144手の長い対局になりましたが、八代七段の受けの上手さと、終盤の読みの鋭さが光る対局だったと思います。

次回放送される対局

2023/1/8 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦第5局

菅井竜也(すがい たつや)八段 30才 竜王戦2組 順位戦A級(A級:3期)

佐々木大地(ささき だいち)七段 27才 竜王戦4組 順位戦C級2組

の対局です。

 

あたろうでした!!