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氷河期世代よ、復活を賭けて奮起してくれ

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今週のお題「復活してほしいもの」

 

うるちです!

 

はてなブログ今回のお題は「復活してほしいもの」だそうですが、私が復活してほしいと思ってるものはズバリ、「氷河期世代」です。

 

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私もガチ氷河期世代なので、同年代の人々がどれだけ悲惨な目に遭いながら生きてきたのかはよーく解ってます。

 

あまりにも報われない氷河期世代

 

新卒でも就職先がなく、派遣やフリーターなどで必死に働いても人間扱いされずにブラック労働で使い捨てられた世代。

 

私たちはちょうど団塊ジュニア世代くらいに当たるので、小学生の頃はクラスメイトがたくさんいました。

 

でも、あの頃たくさんいた同級生たちが今どこでどうしているのか、私何にも知らないんですよ。同窓会なんて呼ばれたこともないし。

 

そもそも同窓会っていうのは、みんながある程度「似たような水準で幸福を手に入れられる社会」が前提として成り立っていたのかもしれません。

 

考えてもみて下さいよ。自殺してたり、引きこもりになってたり、日雇いでその日暮らしみたいな人たちが同窓会なんて出られますか?無理でしょ。

 

氷河期ってのはそういう世代なんですよね。悲しいけれど。

 

私はいろんな人たちに助けられながら何とかここまで生きてこれましたけど、運が悪ければどこかで絶望して死んでたかもしれない。ホントにそう思います。

 

時々昔の同級生の夢を見たりすることもあるんですが、彼らがどこかの空の下で達者に生きていることを願うばかりです。

 

いのちをだいじに

 

今もなお社会人としてマトモなキャリアを積めず、貧困にあえぎながら日々必死に暮らしている氷河期世代がいます。

 

でもね、私は言いたい。社会的にはさっぱり評価されない氷河期世代だけど、この年になるまでとりあえず生き抜いてこれたのなら、それは立派な成果じゃないかと。

 

たとえ他の世代から面倒なお荷物扱いされたとしても、今生きているだけで十分に価値のある命なんです。自分に誇りを持ってください。

 

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生きていれば、命があればできることはまだまだあります。どうしても生活が苦しいのなら、素直に生活保護を受けましょう。

 

貧困で追い詰められた精神状態では、全ての思考能力が低下します。当然判断力も落ちるので、反社会的な人たちに付け込まれたりすることもあり得ます。

 

とりあえず生活保護を受ければ食うに困る事はなくなるので、衣食住をしっかり確保し落ち着ける環境を整えてから「これからどうするか」を考えましょう。

 

自分ひとりだけで考え込むのではなく、思い切って外部の人に相談することで見えてくる道もあります。困り事を抱え込みすぎないように気を付けて。

 

社会の責任は誰が背負うのか

 

「貧乏人は怠けているから貧乏なんだ。自己責任だ」ってのは間違いです。むしろ貧乏な人ほど命削って毎日必死に頑張りながら生きています。

 

だから生活が苦しくても、そんなに自分を責めないでください。あなたのせいではありません。社会の構造的な問題です。いわば社会の責任です。

 

では社会の責任だとして、誰がこんな社会にした責任を取るのか?という話になりますが、私は誰か特定の人に押し付けて解決するものではないと思っています。

 

やれ政治家が悪いとか、団塊世代が悪いとか、いや何もしなかった氷河期のせいだ、とか言いたくなる気持ちもわかるんですが。

 

「誰かに責任を押し付けよう」とみんなが思っている状態では、たぶん社会が良くなることはないし、誰も幸せになれないと思います。

 

社会の責任というものを、ひとりひとりが少しずつ自分の肩に背負う。という意識が求められているのかもしれません。

 

前向きに生きれば、希望は生まれる

 

「社会の責任を背負うといっても、具体的にどうすればいいんだ」という人も心配ご無用。難しいことは何もないです。あなたが今できることをやるだけです。

 

頑張って働く。ボランティアをする。趣味の活動を発信する。何でもいいですが、前向きな行動をした1日を地道に積み上げていく。

 

前向きに頑張った日々が、積もり積もって世のため人のためになるのです。もちろん自分のためにもなります。

 

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「自分だけ頑張ったってどうせ社会は変わらない」みたいな気分になることも、あるかもしれません。でも、意外とそうでもないです。

 

明るく希望を持つためには、他の人の頑張りを信じることも必要ですね。自分以外の人間も、世の中のために頑張ってくれています。

 

少しずつでも、前に進もう

 

失われた時間も健康も取り戻すことはできないけれど、今ある命や時間を有効に使うことはできるんですよ。

 

人口ボリュームの多い氷河期世代が一人でも多く奮起して、社会を良い方向に導くために動けば、他の世代の人々の意識も変わってくるでしょう。

 

我々も多少は救われるだろうし、何より未来の若者たちに希望を残してあげることができるかもしれません。

 

あたろうさんからもひと言。「氷河期世代に問わず人生につまずいた人間に厳しい世の中です。人生こけた人に頑張れと言うのは禁句ですよ・・・ご飯が食べれて、家に暮らせて、温かい布団で寝れる人生ならば、それも一つの成功体験と言えると思います。

 

記事の内容が内容だけに、非常にナイーブな問題ではあります。行政でも何でも頼っていいから、とにかく生き抜いてくれ」だそうです。

 

あたろうさんも氷河期世代なので、いろいろ苦労が身に沁みてる人ではあります。

 

終わりに

 

氷河期世代なら、若かりし頃に格ゲーブームがあった事を覚えている人も多いのではないでしょうか。

 

某格ゲーキャラの「このままでは終わらんぞ!」というセリフが、とても印象に残っています。今の私の心境も、実はそんな感じ。

 

「このままでは終わらんぞ!」精神で、できることからちょっとずつ積み上げていくのがいいかもしれませんね。

 

以上、うるちでした。