あたうる興業【ブログ版】

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コロナで医療難民になった話

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うるちです!

 

ここの所ブログやツイッターに全く動きがないのでどうしたんだと思った方もいるかもしれませんが、一家でコロナに感染してました。

 

まあこれだけ流行ってればね、どこからかもらってきちゃってもおかしくない状況ではあったんですが。

 

諸々の要因により、熱があるのに病院にかかれない医療難民と化してました。

 

 

やっとこ少し回復してきたので、ここしばらくの顛末でも書いてみようかと思います。

 

1日目・長女の発熱から始まる

 

最初に発熱したのは上の娘いちごでした。朝から熱があったのでその日の予定をキャンセルして病院を受診させようと思ったんですが。

 

なんと、かかりつけの小児科がタイミング悪く休診。別の小児科にも電話で問い合わせした所、車がないと発熱外来は受け付けられないとの返事でした。

 

タクシーで行こうにも、コロナ陽性と判定されちゃったら帰りはタクシー使えないので熱でフラフラの娘を長距離歩かせて帰らなくちゃいけません。それも無理だし。

 

保健所の相談窓口で相談したほうがいいと言われたので電話をかけたんですが、これがもう何回かけても全く繋がりませんでした。

 

そうこうする内に日が暮れてきちゃうし、その日は諦めて翌日また保健所へ電話することにしました。

 

いちごさんにはとりあえず市販のかぜシロップ飲ませて対応したんだけど、熱は高いし嘔吐なんかもあってしんどそうだったよ。

 

2日目・夫婦まとめて発熱

 

次の日、午前中は辛そうにしていたいちごさんも、午後からは回復してきました。ところが今度は夫婦二人で発熱。

 

保健所は相変わらず繋がらないのでかかりつけの内科へ電話をかけたんですが、うちでは診れないので発熱外来へ行ってくれとのこと。

 

なんかだんだんたらい回しの様相を呈してきました。どこもコロナの患者なんて面倒だから受け入れたくないのかもしれないけど、真剣に困ってるんだけどな。こっちは。

 

発熱外来行くにしても、陽性だったらタクシーで帰ってこれないのは同じだからね。

 

発熱外来のある病院にも電話しました。陽性だったら普通のタクシーは使えないけど、保健所に手配してもらうコロナ患者用タクシーがあるという情報を入手。

 

 

しかしその特別タクシー、待ち時間が2~3時間かかるって。一家で具合悪い中、帰宅まで長く待たされるのもなかなか大変です。

 

さらに発熱外来でも、保健所からの紹介がないと診察を受付できないって言われました。もうみんな、とにかく保健所で相談しろの一点張り。

 

コロナなのか確かめる手段がない

 

いやもう、こういうやりとりの間も色々と葛藤がありました。だってただ熱が出ただけじゃ、夏カゼなのかコロナなのか素人の我々には判断がつかないわけだし。

 

ちゃんとした医療機関を受診しないとわからないのに、頼みの医療機関からはうちじゃ診れないからとにかく保健所、保健所て言われる。どうしろと?

 

困った末にツイッターを検索していたら、たまたま深夜早朝に電話したら繋がったというツイートを発見。それだ!と思い試してみることに。

 

体調の悪い中夜更かしして、やっとこ保健所に繋がりました。んで保健所の人のいうことが「かかりつけ医に相談」もうやった!ダメだった!

 

保健所の人も疲れてるぽかったけど、我々も熱あるしヘロヘロなんですってば。

 

発熱外来かかれるのかと思いきや、まず検査が必要だとか何とか。いやそれ病院でやってもらうんじゃないのかい。

 

明日また連絡しますって言われて、発熱外来の予約は取れませんでした。

 

下の娘も発熱。そして救急車を呼ぶ

 

ここまでですでに3~4日経過。先に熱出た3人はいっさい医療機関に繋がれず、市販の薬使いながら自宅療養してました。

 

 

そうこうする内に熱も下がっちゃったんだけど、最後に下の娘れもんが発熱。連絡くれる予定の時間を過ぎても、保健所からはまったく音沙汰なし。

 

困って知人の保育士さんにLINEで相談したら、熱性けいれん起こす恐れもあるし解熱剤ないなら救急車呼んだほうがいいとアドバイスをもらいました。

 

40度近くまで熱が上がってたれもんに、残っていた最後の解熱用坐剤を使用。ひとまず熱が下がっているうちにと思い、夫が救急に電話。

 

ところが救急車は来ない。まあそうですよね、実際けいれん起こしてるわけでもないし、ただ解熱剤がないというだけの状態だし。

 

救急のほうから保健所にまた連絡してくれるという事だったので、お任せしました。

 

市販の解熱剤でもいいから用意しとくしかないか・・・と思い買い物行って戻ったら、また救急より電話が。やっぱり来てくれることになったらしい。

 

やっとコロナの陽性が判明

 

救急から保健所に連絡したところ、うちの状態を鑑みた保健所の人が「救急のほうでお願いします」という判断を下したのだそうな。やっとマトモに病院にかかれる。

 

夫といちごは自宅待機、私がれもんを連れて救急車で病院へ行きました。着いたのは、前に電話をかけた発熱外来とは別の病院でした。

 

鼻を棒でぐりっとされて、れもん号泣。検査結果が出るまでの間、ずーっと機嫌悪く大声で泣いてました。

 

んで結果はやっぱりコロナ陽性。まーそうじゃないかとは思ってたけどね。タダの風邪じゃ40度近くまで熱上がる事態なんてそうそうないし。

 

 

解熱剤しこたまもらって、陽性患者用タクシーで帰宅しました。待ち時間2~3時間どころか、20~30分で来たんだけど。どういうことなの・・・

 

その後また保健所から電話来て、診察受けてない残り3人もPCR検査受けて下さいっていう話になった。みなし陽性じゃダメな理由があるんかね。

 

結局全員検査しなきゃいけないなら、早いうちに医療機関受診したかったよ。

 

終わりに

 

そんなこんなで大変な目にあってました。健康観察期間などを含めると、いちごさんの貴重な夏休みもかなり潰れることになりそうです。まあこればっかりはね。

 

長々と書いちゃいましたが、書かずにはいられなかったのですよ。我々が本当に苦しい時、困ってる時にだーれも助けてくれずにたらい回しだったんだからね。

 

恨みつらみもブログのネタにしちゃえば、多少は溜飲も下がるってもんです。

 

ま、最終的にはちゃんと助けてくれる人がいたからこそ、こうやって記事も書けてるわけですし。

 

助けてくれなかった人達をいつまでも恨むより、助けてくれた人達に感謝するほうが前向きでいいですよね。

 

熱は下がりましたがまだ少し咳や体のだるさは残ってます。完全復活までにはもう少しかかるかもしれませんが、必ずまた戻ってきますのでしばらくお待ちください。

 

以上、うるちでした。