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阿久津主税八段対佐々木大地七段 (将棋第72回NHK杯1回戦第12局2022年6月19日)

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こんにちは!あたうる興業の「あたろう」です。将棋第72回NHK杯、阿久津主税八段対佐々木大地七段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。

 

2022/6/19 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第12局

 

▲先手 佐々木大地(ささき だいち)七段 27才 竜王戦5組 順位戦C級2組

 

△後手 阿久津主税(あくつ ちから)八段 39才 竜王戦3組(1組:6期) 順位戦B級2組(A級:2期)

 

解説は広瀬章人八段です。本対局の見どころは、戦形ですが佐々木七段は居飛車党なので、相居飛車を目指すのは間違いなくて、後手の阿久津八段がどの様な戦形を採用するかで、展開がだいぶ変わってくると思いますとのことです。おそらくは何か最前線とは違った指し方を選択する。それが何かはわからないですけど、お互い攻めが鋭いので、どちらの攻めが先に届くのかが見どころだと思いますとのことです。本対局の序盤は角交換、相居飛車となりました。

本対局の棋譜

▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲6八銀△7七角成(下図)

▲同銀△2二銀▲4八銀△3三銀▲7八金△6二銀▲4六歩△7四歩▲4七銀△4二玉▲3六歩△6四歩▲3七桂△6三銀▲2九飛△7三桂▲4八金△8一飛▲9六歩△9四歩▲1六歩△1四歩▲5六銀△6二銀▲6六歩△5四銀▲6八玉△5二玉▲6九玉△6三銀▲7九玉△4二玉▲8八玉△5二金▲6七銀△3一玉▲5六歩△4四歩▲5五歩△6五歩(下図)

▲同歩△同桂▲6六銀左△6四歩▲4五歩△7五歩▲1五歩(下図)

△同歩▲4四歩△7六歩▲2四歩△同銀▲4五角(下図)

△7一飛▲7四歩△同銀▲7六銀△7七歩(下図)

▲同桂△7五歩▲6七銀△8六歩▲同歩△9五歩▲3四角△4二金右(下図)

▲1二歩△同香▲1三歩△同香▲5四歩△同歩▲5三歩(下図)

△6三銀▲6五桂△同歩▲同銀△8七歩▲同金△7六桂▲7八玉(下図)

△4七歩▲5八金△4六角▲4三歩成△同金直ぐ▲同角成(下図)

△同金▲3五桂△3三桂▲4五桂△3二金▲4三歩△5七角打つ(下図)

▲同金△同角成▲7六銀上がる△同歩▲4二角△4一玉(下図)

▲5二金△同銀▲同歩成△同玉▲6四桂(下図)

△6三玉▲5三角成△7三玉▲7四銀打つ△8二玉▲7一馬△同玉▲7三飛(下図投了図)まで、123手で先手佐々木七段の勝利。

素人あたろうの、本対局の感想

下図ですが、歩がぶつかるところが3か所現れました。

複雑な局面で、「あたろう」的には、これからどうなるんだろうと、さっぱり分かりませんでした。

その後、手は進み、下図先手7八玉の場面

後手7六桂から先手玉が7八と逃げます。先手玉が危ない位置に居るなぁと「あたろう」的には思いました。しかし、先手は果敢に攻めます。下図、後手4一玉の場面

先手が4二角と打ち込み、3一の位置にあった後手の玉が、4一の位置に逃げると、AIの形勢判断が、グイッと先手有利となりました。この時、後手が2二の位置に逃げていたら、どうなっていたのかなぁと「あたろう」的には思いました。上図の局面から、先手は攻めを緩めずに、後手の投了となりました。上図の局面での研究、勉強を「あたろう」なりにしたいと思いました。

 

次回放送される対局

 

2022/6/26 AM 10:30より放送 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第13局 

 

近藤誠也(こんどう せいや)七段 25才 竜王戦3組 順位戦B級1組

 

伊藤真吾(いとう しんご)六段 40才 竜王戦3組 順位戦C級2組

 

の対局です。

 

あたろうでした!!