またわれ：やあっ！僕、またわれ！股の割れた大根の妖精だよ。旅をして、この地にたどり着き、こまたわれとともに「またわれ村」を作ったよ。ここは股の割れた大根の妖精達が集うパラダイスさ！ちなみに僕は「またわれ村」の村長をしているんだ！
こまたわれ：こんにちは！こまたわれです。股の割れた、小ぶりな大根の妖精です。またわれさんとともに旅をして、この地に着きました。「またわれ村」の助役的なことをしています。どうぞ、よろしく！
※それでは、またわれ外伝「またわれさんと仲間たち！」のはじまり、はじまり～
※マスターまたわれがこまたわれに電話する。
マスター：もしもし、こまたわれかい。いつもお世話になってるねぇ。
こまたわれ：あっ、マスターですか？こちらこそお世話になっています。
※マスターまたわれは、「またわれ村」にある酒場「またさかば」のマスターのことである。
マスター：いやね、いつものことだけど、またわれさんがうちの店で寝ちゃっててね・・・悪いんだけど、邪魔だから、こまたわれ迎えに来てくれるかい？
こまたわれ：いつもご迷惑お掛けします。直ぐに迎えに行きますね。
こまたわれ：（またかいな💦）
※マスターがまたわれを起こす。
マスター：またわれさん、もう朝だよ。こまたわれが迎えに来てくれるから、もう起きなよ。
またわれ：うぃ～、あ～、あっ、ここどこだい？
マスター：またわれさん、しっかっりしなよ。「またさかば」だよ。
またわれ：えっ！？「またさかば」？？今、朝かい？マスター。
マスター：・・・午前１０時だよ。私は今日の買い出しやら仕込みがあるから、またわれさんは、こまたわれが来たら帰んなさいよ。
※こまたわれが「またさかば」に到着する。
こまたわれ：またわれさん。また「またさかば」で飲んだくれてたんですか～。早く帰りますよ(怒)
またわれ：やあっ！こまたわれ。おはよう！
こまたわれ：やあっ！じゃないですよ。タクシー呼びましたから、家に帰りましょう。マスター、いつもすいません。
マスター：いやいや、こまたわれも大変だねぇ。気にしないでいいからね。
またわれ：マスター、ありがとう！美味しかったよ！何か困ったことがあったら何でも言ってよね！
マスター：またわれさん、ありがとう！それより、こまたわれにあまり迷惑かけるんでないよ。
またわれ：はーい！
※タクシーが到着する。
※「またわれ村」のタクシーは、段ボールで出来ている。張りぼてである。発車する時は、お客も張りぼてをつかんで移動する。
タクシーの運転手：おやっ！またわれさん、また「またさかば」で潰れてたのかい。相変わらずだねぇ。そんじゃ出発するから、二人共、車持ってくれるかい。
こまたわれ：うちまでお願いします。
またわれ：よっこらしょっと。
タクシーの運転手：発車、オーライっ！
タクシーの運転手：おやぁ、またわれさん、千鳥足だねぇ。
またわれ：なんか、気持ち悪い。
こまたわれ：うちまで我慢して下さい。
※家に着く。またわれと、こまたわれは、一緒に暮らしている。
タクシーの運転手：到着っーー！！お代はいらないよ。
こまたわれ：ありがとうございます。
またわれ：運転手さん、困ったことがあったら、私に遠慮なく相談してね！
タクシーの運転手：またわれさん、いつもありがとよっ！！
※またわれは、こまたわれに叱られる。
こまたわれ：みんな優しいからいいですけど・・・毎度毎度、やることがいい加減なんですからまたわれさんは、しっかりして下さいね(怒)
またわれ：すいません💦
またわれ：ところでこまたわれ。お昼ご飯はまだかい？
こまたわれ：(怒)今帰って来たばかりでしょう。（もうケロっとしているんだから、この人は・・・）
またわれ：じゃあ、お昼が出来るまで寝てるから、こまたわれ、起こしてくれるかい？
こまたわれ：・・・・(怒)
※またわれは、こまたわれに、また怒られるのでした。
つづく
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