うるちです!
理容室と聞くと、一般的には男性が散髪したり髭剃ったりする場所というイメージがありますよね。
私、実は中学生くらいになるまで理容室で髪を切っていました。当時はまだ床屋って呼ぶ人も多かったですね。
そのお店は夫婦でやってる理容室だったんですが、そこの奥さん(美人!)と祖母や母が仲良しだったので、お願いしますってなったみたいです。
現代でも友人・知人に仕事を回して儲けさせてあげる人はいるので、まあ多分そんな感じだったんでしょう。
小学校に上がるまでは、典型的なおかっぱ頭してました。昔は小さい女の子の髪型といえばとりあえずおかっぱでしたからねー。
当時の写真を見ると、我ながら座敷わらしみたいだなあと思います。
んで、小学校に上がってからそろそろショートカットにしてみるのもどうだい?みたいに言われて、思い切ってショートにしたんですよ。
・・・・・・いや~鏡見て驚きました。もう完全に男の子。そりゃ床屋で髪切ってるんだからどうしたって男っぽくなるわな。
なんていうか、鬼滅の刃の猗窩座(あかざ)みたいな髪型でした。
内心ショックを受けつつ、切ってくれたおばさんに悪いと思って平静を装いながら店を出ました。
翌日その頭で学校行ったら、クラスの男子から「男みたいだ」というストレートなご意見を頂きまして。ダブルショックですよ。わかっちゃいたけど。
それでも切っちゃった髪が元に戻るわけじゃないし、意外とシャンプーが楽ってことに気づいたので開き直ってショート生活楽しみました。
小学四年ごろに再度髪伸ばした時期もあったんですけど、その時も理容室でおかっぱ頭にされてました。
猗窩座かおかっぱしか選択肢ナシ!
それでも子供のころだったので、そんなものかと大して疑問にも思わず受け入れてました。当時は理容室と美容室の違いもよくわかってなかったし。
中学に入ってから、どうやら大人の女の人は美容室というところに行くもんだという事を知りまして。
ずっと髪切ってくれてた床屋のおばさんに悪いなあと思いつつ、美容室の扉を叩いたのです。
うん、いや驚いた。美容室で切れば普通に女性らしい髪型になるんじゃん!ってさ。顔剃りなかったのも衝撃だった。いつも顔の産毛剃ってもらってたから。
まあそんな感じで、自然に理容室卒業して以降は美容室で髪切るようになりました。親もちゃんと教えてくれればよかったのになあ。
今は昔と違って理容と美容の垣根も多少低くなっているようなので、女性の髪も上手く切れる理容師さんはいるかもしれません。
でも、子供とはいえ女の子の髪型は気を使ってあげてほしい。過去の自分の事を思い返すと、そう言わずにはいられないうるちなのでした。