今週のお題「お米買えた?」
うるちです!
何かちょうど今「令和の米騒動」とか言って騒ぎになっていますが、私の住んでいる北海道でもなぜか店頭に米が並ばないという事態になっています。
食料自給率の低い首都圏で騒ぎになるのはわかるんですが、この日本の食料基地みたいな自給率ナンバーワンの北海道でも米がない!みたいな事が起きるとは思わなかった。
米不足に慌てた都会の人が、札束のパワーに物を言わせて地方都市の米までガンガン買い占めに走っているのでしょうか・・・首都圏の経済力ならそれも可能ではあるか。
ここは食料もたくさんあるし安心だよね~と、のほほんと構えてた田舎者にとってはいい迷惑ではあるんですが。都市部の人たちが必死になるのもまあわかる。
戦時中も都市部から飢えてた
「戦時中は食べ物がなくて困った」って話を私も子供の頃よく聞かされたもんですが、あれ実は困ってたの大体首都圏在住の人たちだったらしい。田舎はそうでもなかったって。
うちの祖母は当時から北海道住みだったので、むしろ東京に嫁いだ姉の元へせっせと食料の供給をしてたそうな。通常時なら都会に住んでたほうが豊かに暮らせるんだけどね。
不測の事態で流通網が止まると、食料自給率の低い都市部から干上がっていくんですよ。買い叩ける金もなきゃ供給元とのコネもないような人から飢えが広がってく。
ただし今はパンでも麺でも他に食べる物がいっぱいあるので、戦時中ほど深刻な飢餓にさらされる恐れはないと思いますけどね。慌てずに供給の回復を待ちましょう。
お近くのスーパーの現状
私のよく使っている近所のスーパーも、米不足で最近米が入ってきません。都心で米不足っていうニュースは一足先に耳に入ってきてはいたんですが、対岸の火事だった。
そろそろ米びつの在庫減ってきたから買いにいこうか~って段階になって、ようやく店頭に米が並んでないのに気づいたんですよ。ついこの間まであったのにねえ。
何軒かスーパー回って見たんですが、どこも米がほぼない。一軒だけ小さいお店で5キロ入りの米袋がわずかに残ってるのを発見したので、とりあえず買っておきました。
とはいえ普段と同じペースで米を炊いてちゃすぐになくなってしまう。ので米を食べるのは一日一回夕食時のみにして、他は当面パンや麺類に変更してしのごうと思います。
外食産業は問題なさそう
一般家庭用の米はそんな感じで不足を肌で感じられるレベルになってますが、外食産業なんかでは意外とそうでもなさげ。あらかじめ必要な量を確保してあるんですかね。
この間行ったファミレスでも、普通に夫が頼んだ丼物出てきたし。ハンバーグランチにもちゃんとライスがついてきました。外食とかお弁当ならまだ米も食べられそうです。
しかし米がない!ってなると急に家で手作りのカレー作って食べたくなったりする不思議。ないからこそ余計に食べたいという気持ちが強くなるんでしょうか。ナゾだ。
ちなみにスーパーのレトルトカレーコーナーもなんか在庫減ってました。鍋で大量に作るのは無理でも、レトルトならパックごはんあれば食べられるってのが理由かも。
袋の米だけじゃなく、パックごはんもどんどん在庫減っていってるっぽいのが少々気がかりではあります。やっぱり慌てて買い占めに走ってる人いるのかなあ。
もうすぐ新米出るでしょ
とはいえあんまり心配はしてないです。だって9月ともなれば、もう新米の収穫時期ですからねえ。今月刈り取って精米すれば、下旬ころにはさっそく並ぶんじゃないかな。
折からの物価高に加えて供給の不足という条件もあるので、例年よりは値段上がりそうな気はしますが。この機会に主食の価値について考えてみるのもいいかもしれません。
農家さん的には、作っても作ってもなかなか利益が出ない作物なんだそうで。これからも主食として食べ続けたいのなら、何らかの形で生産者支援が必要なのかも。
近年の世界的な戦争やら紛争やら見てると、自前で食糧作れない国はやっぱりちょっと危ういよね。農業がもっと儲かる産業になれば、参入者も増えるんだろうけどなあ。
終わりに
国レベル、行政レベルの話は一般庶民があーだーこーだ言ったところでどうにもならないんですが、せめて今手元にあるお米に感謝して食べようと思います。
主食だからって、あるのが当たり前じゃない。一生懸命作ってくれている人がいるのだという事を忘れないようにしたいもんです。
以上、うるちでした!
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