はるか昔、ジオシティーズのブックエンドーアキコ通りに住み着いていた、うるちです!
あなたはネット上でよく利用しているサイトってありますか?
私はよくyoutubeやtwitterを利用しています。ネットスラング的な言い方では、これらサイトの「住人」という事になるかもしれません。
この「特定のサイトに住み着いている住人」的感覚がいつ生まれたのかと考えてみると、やはりインターネット黎明期の影響が大きいのかなと思います。
というわけで今回は昔のインターネットについて、思い出しつつ語ってみることにしましょうか。
私がまだ若者であった頃のネット界隈は、カオスでしたが活気に溢れた世界でした。個人ホームページを作るのが大いに流行っていたように記憶しています。
ヤフーでやっていた「ジオシティーズ」という個人ホームページ作成サービスを使って、私も例にもれず作ってましたよホームページ。友人と一緒に。
ジオシティーズはネット空間上に作られた仮想都市をイメージして設計されていました。ジャンル別のコミュニティに特徴的な名前の通りが割り振られ、細かい番地が個々のホームページになっています。
番地が近い人のホームページを見に行ったりし易い仕様だったので、ネット上のご近所さんと交流したりしてました。掲示板に書き込みしたりね。
自分のホームページでは、当時書いた小説やら詩やらをテキトーにアップしてました。ホームページビルダーに入ってた、無駄にド派手なバナー素材とか使ってサイトタイトル作ってみたり。
当時の個人ホームページは訪問するといきなりBGMが流れるようになってたり、マウスカーソル動かすと何かキラキラしたのがついてきたり、レインボー多用されてたり面白かったなあ。
みんな何かしらの個性を出して、ホームページという「自分のお城」を一生懸命飾り立てようとしていたように思います。
たぶんこの辺りの経験が、「住人」意識のベースになってるんじゃないかなあ。私以外でも、こういう認識の人は結構いるはずだ。同年代くらいの人は特に。
今はtwitterとかなんですかねー。お金出してかわいいアイコンイラスト描いてもらったり、背景画像にこだわってみたり、やってる事自体はそんな変わらないと私は思います。
若者からしたら、オッサンオバサンと一緒にするな!って気持ちになるのかもしれないけど、フフフ・・・同じさ・・・栄養ドリンクはオッサン臭いって言いつつエナジードリンク飲んでるようなもんさ。
あの頃はあの頃で楽しかったけど、今は今でやっぱりネットを楽しんでいる、うるちなのでした。
あ、オチ?特にないよ。残念!