あたうる興業【ブログ版】

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玄関ドアの閉まらない家に住んでた昔の話

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うるちです!

 

久々にマイクラの動画収録を行ったんですが、家の建築途中にふと昔住んでた家の事を思い出したので、書いてみようかと思います。

 

私は貧乏庶民の家に生まれたので、子供時代は控えめに言ってもボロい借家の一戸建てに住んでいました。

 

貧乏暮らしっていうとボロアパートとかの方がポピュラーな気もしますが、実家は6人家族だったんで戸建てにしたのかなあ。

 

当時の大人たちがどういった思惑でその家を借りたのかはわかりませんが、ともかく4LDKで家賃25000円という、古くてボロくてヤバイ家に住んでました。

 

とにかく古い

 

ご近所に建ってる家と比べても、明らかに外壁の材質とかが古い。木の板張ってペンキ塗っただけって感じ。貧乏くささがにじみ出てる。

 

実際屋根は昔ペンキ屋経験のあるじいちゃんが塗ってました。家の外壁まで自力で塗ったのかはわからないけど。

 

家の持ち主とどんな契約結んでたのかは謎ですが、実家の人はわりとガンガン内外装いじって使ってましたね。その代わり改造費用は自腹でしたが。

 

子供だった私と兄は借家の概念がよくわかってなかったのもあって、家で遠慮ナシに暴れてました。壁に穴開けたこともあったなあ。

 

ボロイのでネズミも湧く

 

んで、この家。古い木造二階建てということもあり、冬は外に食べ物のなくなったネズミが人間様の食料を狙ってよく入り込んできました。

 

木のドアくらいならガジガジ齧って、通り抜けられるようなスキマ開けちゃうんですよ。彼ら。げっ歯類の歯って一生伸び続けるらしいしね。

 

毎年冬は人間vsドブネズミ仁義なき戦いが繰り広げられてました。実家ではかご状のワナにエサをしかけて、捕れたら熱湯責めにするというやり方で駆除してましたね。

 

まあ残酷っちゃあ残酷なんですが、放っておくと生活の安全が脅かされる害獣なのは間違いないですし。

 

極めつけ、玄関のドアが閉まらない

 

見た目にボロイ上にネズミまで出る。さらにこの家には、まだまだヤバイ点がありました。冬になると、家の玄関ドアが閉まらなくなるんです。

 

寒冷地の家というのは古くなってくると、寒暖の差によってだんだん寸法が狂ってくるんですよ。ドアの上の方だけスキマが開いちゃったりね。

 

我が家は狂いに狂い過ぎて、玄関ドア途中までしか閉まらなくなってました。引き戸の玄関だったんですが、風除室なんていい物も当然ないボロ屋なので寒風が吹き込みまくりですよ。

 

吹雪いた日の朝なんかは、玄関の土間に吹き込んだ雪が積もってました。さらには家の構造上、トイレに行くのにこの玄関前を横切らないといけないんですよ。

 

夜中どうしてもトイレに行きたくなった時なんかは、布団から出るのに勇気を振り絞る必要がありましたね。

 

防犯上の事を考えてもヤバイ家だよなあよく考えたら。まあ田舎だったのと、庭の木によって玄関前が道路から直接見えない配置になってたので無事だったのかも。犬も飼ってたし。

 

猫侵入事件

 

そういえば泥棒ではないけど、玄関のスキマから猫が入り込んだ事が一度ありました。布団敷こうとして押し入れに近づいたら、光る眼がキラリと。

 

追い出すのに玄関までのルートをドア全開にしたものの、猫なんか捕まえたことないし引っかかれるのも嫌だし。

 

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どうしようかと家族でオロオロしてたら、猫も空気を読んだのかダッシュで押し入れから飛び出して逃げていきました。めっちゃ素早かった。

 

終わりに

 

結局その家は私が18歳になる位まで住み暮らした後、老朽化で雨漏りがひどすぎて住めなくなりよそに移ることになったのでした。

 

ボロくて混沌とした家だったけど、幼少期を過ごした家には違いないので色々と思い出深いです。今でも時々夢に出てきます。

 

次に移り住んだ家もなかなかのボロ屋だったんですが、それはまた別の機会に。

 

以上、うるちでした。